Facebook、Google、Google傘下のYouTubeなどが、米国時間12月3〜5日にニューヨークのコロンビア大学ロースクールで開催されるAlliance of Youth Movements Summitを後援する。
ほかに、米国務省、MTV、Access 360 Media、新興企業のHowcastも加わり、サミットで「デジタルメディアを活用して、自由と正義を推進し暴力と過激主義と圧政に抗する方法を見い出す」ことを目指している。
コロンビアの過激派に抵抗する運動がFacebook上に形成、組織されたことに着想を得て、さまざまな活動団体からリーダー17人を集め、共通の原則と戦略を作り出そうというのが、今回の目的である。
「この組織は、40年以上にわたってコロンビアを恐怖に陥れてきたFARC(コロンビア革命軍)に抗議しようとソーシャルネットワークを通じて訴え、それを受けて世界中の190の町で1200万人が街に出て行進した。その規模の大きさだけを見ても、FARCには強力な支持基盤がないことを明瞭に示している。こうした抗議が続く中、FARCは大量の離脱者を出した」と、同サミットの声明には書かれている。
サミットでは、Facebookの創設者の1人であるDustin Moskowitz氏、俳優でトークショーの司会を務めているWhoopi Goldberg氏、国務省次官James K. Glassman氏らが演壇に立つ。
このサミット以外にも、国務省とYouTubeは、いくつかの映画学校の協力を得て映画コンペ「Democracy Challenge」を行っている。また、Facebookは、2008年大統領選挙の余勢を駆って社会活動をさらに活発化させており、今秋もServiceNationサミットを後援した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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