ストップ高続くガーラ--「継続企業の前提に関する疑義の注記」が外れ、警戒感薄まる

 オンラインゲームやコミュニティなどを手掛けるガーラへの警戒感が後退している。11月13日、継続企業の前提に関する疑義の注記が外れたことを発表。14日の株価は大量の買い注文を集めて、値幅制限いっぱいとなるストップ高に買われた。

 ガーラのオンラインゲームは海外で活躍中。主力タイトルである「Flyff online(フリフ)」は現在、欧州で成長している。またアジアでは韓国のほか、中国でも事業を開始している。ガーラの海外売上比率は80%を超えており、ネットサービス企業としては非常に高い水準となっている。

 将来有望なビジネスを手掛けながら、業績面では苦戦。営業損益段階から赤字が続いており、2004年3月期の決算書以降、継続企業の前提に疑義の注記が付いていた。株式市場でも経営方針や財務体質への不安が高まっており、長い間、安値圏での停滞が続いていた。

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