Twitterの最高経営責任者(CEO)であるEvan Williams氏が自社の利益戦略について同じ説明を繰り返すのに対し、筆者は嫌気がさしている。
「Twitterは有益なサービスだ。収入を得るのは難しくないと思う」と同氏は言う。では、何に手間取っているのか。Twitterとその製品に成功してほしいからこそ、そのビジネスが心配だ。
Twitterがなかなか利益戦略を実施しないため、筆者はいら立ちを感じている。できることなら、自腹を切りたいほどだ。現段階では、実際にサイトから利益を得る計画がTwitterにあるとは思えない。
Twitterは本質的に利益にならないサービスではない。Twitterがいくらかの利益を上げられる方法を以下に挙げる。
Pownceと同様だ。
テーマ、スキン、ファイル転送機能へのアクセス権を販売する。
Twitterをメディア戦略の一環として利用している企業は、アップタイム保証、Twitterフィードの埋め込み機能、ブランド管理などに料金を支払うだろう。
アカウントごとに1日のつぶやき回数やフォロワーの総数を制限し、それ以降は料金を徴収する。
Twitterのビジネス版を作成する(Yammer、Presently、Socialcastを参照)。セキュリティ機能、ロギング、サポート、さらにはインストール可能なバージョンなども含める。Williams氏によれば、これがビジネスモデルとしては最有力候補のようだ。
その収入の一部を受け取る。このビジネスモデルを提案したのは、TechCrunchのNarendra Rocherolle氏だ。
一定レベルのトラフィックは無料にして、それ以降は有料化する。
Twitterの利用で得られたデータを大手ユーザーや広告会社、マーケティング会社に販売したり、Twitterのアナリストを有料で企業に派遣したりする。
企業がアプリケーションをTwitterでホストしたいと思えば、料金を支払うだろう。
ユーザー基盤を拡大し、会社をFacebookなどに売却する。1998年にAOLに買収されたICQでは、この方法でうまくいった。
さて、あなたはどう思うだろうか。一緒に考えてほしい。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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