これまで10年ほどPCを使ってきたならば、間違いなく、あなたは「Google Toolbar」に出会ってきたはずだ。筆者が数年前に購入したDellのPCには、Googleのツールバーとデスクトップ検索プログラムがプレインストールされていた。また、インストールプロセスにおいて、オプションでアドオンとして導入するように促す、実に多くのソフトウェアも付随してきた。Googleは、新たなユーザー1名につき1ドルを、紹介者に対して支払っているのだ。
2008年11月に、Googleのツールバーは8周年を迎える。Googleはこれを記念して、Internet Explorer(IE)向けの新バージョンをリリースした。
新バージョンの全機能の中でも、筆者が個人的に最も気に入っているのは、アップデートされた自動入力サポートシステムである。(新バージョンでは)場面に応じて、異なった自動入力サポートプロフィールを持つことが可能になった。ユーザー名、住所、電話番号などの一連の情報を、プライベートとビジネスの用途に使い分けることができるので、仕事中もツールバーを使う予定の人には最適だろう。また、Googleの認証を得てログインした状態ならば、異なったブラウザでも、同じツールバーを用い続けることが可能となる。
他の大きな変更点としては、ガジェットの導入が挙げられ、ユーザーは、好みのガジェットをブラウザの上部に加え、ワンクリックで呼び出すことができるようになった。ウェブブックマークの同期や、電子メールアカウントを使うことなく、SMSなどで友人に全ページを知らせることができる、アップデートされた共有ボタンなども追加されている。
Googleは、これまでツールバーが、その最初の発表以来、どのような進歩をたどってきたのかをまとめたスクリーンショットを提供しているので、こちらに掲載しておく。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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