Getty Imagesが9600万ドルの現金でJupiterimagesを買収することで合意に達した、と両社が明らかにした。ストックアートビジネスに吹き荒れる大型再編のうちの1つとなる。
Getty ImagesはJupiterimagesのブランドを維持し、Getty Imagesのストックを用いて画像コレクションを増補する予定。しかし、両社の運営するフリーのマイクロストックサイト「iStockphoto」と「Stockxpert」の今後については明らかにされていない。
iStockphotoの最高業務責任者(COO)であるKelly Thompson氏は、買収計画発表後にフォーラムへの投稿で、「われわれは、この取引がいつ完了するかといった質問について話し合うことができるだろう」と述べた。
この合併は、ストックアートビジネスに吹き荒れる困難な時勢を反映している。Getty Imagesは、Hellman & Friedmanに24億ドルで買収され、2008年に入ってから非公開企業になっている。
こうした経済状況はまた、まったく良くなっていない。Photo District Newsによると、Getty Imagesの主要ライバルであるCorbisの最高経営責任者(CEO)のGary Shenk氏は米国時間10月25日にPhotoPlus Expoで、同社は著作権管理された画像に対して写真家に支払われる著作権使用料率を削減する予定だと述べた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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