インドで開催されたGoogleの開発者向けカンファレンスを受けて、Googleが「Google App Engine」をJavaに対応させる準備をしていると示唆する報道がなされた。現在App Engineがサポートする言語はPythonのみである。Java対応はApp Engineに関してユーザーから寄せられる要望の上位を占めるが、今回は期待せずに、現状で満足するのが良いかもしれない。
Google App EngineがJavaに対応するという報道は、バンガロールのGoogle研究開発部門でディレクターを務めるPrasad Ram氏が講演で行った発言に基づいている。しかし、Googleは、近いうちに何かしらの変更がなされることはないと報道を否定した。
「今すぐに話すべき計画や発表はない。われわれはApp Engineで他の言語に取り組んでいる。どんな言語のランタイムについても、われわれはセキュリティとパフォーマンスを1番に重視しており、きちんと対処するには時間がかかる」と同社は声明で述べた。Googleは、Ram氏が「Google Web Toolkit」の話題でJavaについて議論した際の発言が、誤って報道に取り上げられたと認識している。Google Web Toolkitは、Javaで書かれたプログラムを、JavaScriptを用いたウェブサイト用のコードに変換する。
Google社内のPerl愛好者がApp EngineにPerlを対応させるプロジェクトに取り組んでいるが、これは非公式のプロジェクトである。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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