Nash氏は先ほどの投稿記事で、いささか強引な説明を試みている。
「XPのバージョン番号を5.1としたことで、APIの互換性をチェックするときに開発者の役に立つことがわかった。また、Windows VistaのコードにWindows 6.0というバージョン番号をあてたとき、これを再確認した。つまり、メインのバージョン番号を変えると、アプリケーションの互換性の問題を引き起こす可能性があるのだ。そこで、われわれはWindows 7のコードをWindows 6.1というバージョン番号で出すことに決めた。実際の製品で、「cmd.exe」やコンピュータのプロパティに表示されるバージョン番号は、この数字になる」と、Nash氏は書いている。
しかしNash氏は、この決定の意味を過剰に読み取ってはならないと、消費者に訴えかけている。Nash氏は、「バージョン番号に6.1を使うことが、Windows 7の類似性を示すものになるのではないかという懸念もいくらかあった」と記した上で、「そうではない」と断言している。
もちろん、本当にそうかどうかは、2週間後にMicrosoftがWindows 7の初のコードを開発者に渡して、同OSはどのような点がアップデートされたかをすべて、明らかにしたときにわかる。そうなれば、われわれも、Windows 7がどれくらいすごいものか(そうでないか)が、より正しく判断できるだろう。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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