タブブラウザ「Lunascape5.0」アルファ2を発表--Webkitの安定性を向上

岩本有平(編集部)2008年10月10日 15時06分

 Lunascapeは10月10日、Trident、Gecko、WebKitの3つのレンダリングエンジンを搭載したタブブラウザ「Lunascape5.0」の最新バージョンとなるアルファ2を公開した。Lunascapeのサイトよりダウンロードできる。

 Lunascapeは9月16日に前バージョンとなるLunascape5.0アルファ、9月29日にはLunascape4.8ベータをそれぞれ公開しているが、今回発表されたのは9月16日に公開されたLunascape5.0アルファのアップデート版となる。

 最新版では、前版発表後のユーザーからのフィードバックを行い、WebKitの安定性と速度向上を図った。また、Geckoエンジン利用時、Flashを多用したサイトの閲覧中にCPU使用率が高まるという問題に対応した。

 これにより同社では「WebKitとGeckoの両エンジンにおいて、Google Chromeを超えるJavaScriptの実行速度を実現した」としている。

実行速度比較 Lunascapeアルファ2とその他のブラウザの速度比較。計測ツールはDromaeo: JavaScript Performance Testing、計測マシンのスペックはOS:Windows Vista Enterprise SP1、HDD:60Gバイト、CPU:Intel Celeron M プロセッサー420(1.60 GHz)、メモリ:1Gバイト※クリックすると拡大します

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