Lunascapは9月29日、同社が提供するタブブラウザ「Lunascape4」シリーズの最新版となる「Lunascape4.8」ベータ版を発表した。
今回のバージョンアップでは、従来から実装している暗号化機能や個人情報をブラウザ終了時に自動的に削除する機能に加え、レンダリングエンジンをFirefox3.0.2に搭載するGecko最新版となるバージョン1.9.0.2にしたことで、セキュリティ向上を図っている。
そのほか、Flash Playerのバージョンをバージョン9.0.124.0に更新。ファイルのダウンロード実行の際にダイアログを表示するよう対応し、起動速度についても約25%向上したとしている。
また、前バージョンで発生したGecko関連の不具合のほか、Lunascape4のお気に入りをメール送信できないことがある不具合、お気に入りのメール送信で強制終了する不具合などを修正した。
なお、Lunascapeでは9月16日にメジャーアップデートとなるLunascape5.0のアルファ版を公開している。この4.8ベータ版は前バージョンである4.7.4をベースに、5.0アルファ版の高速化機能を一部加えた安定版という扱いになる。
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