Googleは米国時間10月1日早朝、ブログ検索ツールを更新し、さまざまなブログに登場するニュースを追跡できるようにした。「Google News」と同様、同社ではまず、検索のためのものとしてサービスを開始し、その後、サービスを進化させる予定だ。
ブログ検索とニュース検索の違いは、ニュースを書いているブログ数と掲載時間について、トップページにおける表記が大きく異なることだ。ブログ検索の場合、ソース数に高い優先順位が与えられており、ニュースの新しさを追跡する代わりに、注目を集めている時間が表示される。
「Techmeme」「Blogrunner」「Tailrank」(現在停止中)のような競合サービスも同様のニュースの概要を提供しているが、どのサービスにも、このような大規模な検索インデックスや、独自の巡回システムを保有する企業に結びついているというメリットはない。「Google Blog Search」は引き続き、主にブログに登場する話題を検索するための場所となるが、新システムでは、これまでよりもずっと簡単に、検索時にどのくらい話題になっているかによって項目を選ぶことできる。
このニュースごとにまとめた基本のページだけでなく、ユーザーがより詳しくすべての投稿を確認しようとすると、時間によってニュースがどのように選択されてきたかを見ることができる。各ミームは16時間追跡され、チャートで表示される。また、Googleは内部の仕組みを公表していないが、ニュースが注目や関心を集めるにつれて並び替えられるシステムになっている。
今のところ、この新しいブログ検索のホームページは英語のみとなっているが、Official Google Blogの投稿には、2〜3カ月後には英語以外の言語でも提供されると書かれている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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