生産性アプリケーションを提供するZohoは、「Google Apps」との競争という難しい立場にある。Zohoはそれでも、前進して新しいサービスを提供している。
Zohoが米国時間9月30日にローンチした「Zoho Marketplace」は、その好例だ。Zoho Marketplaceを通じて、Zohoユーザーは「Zoho Creator」を利用して構築したアプリケーションを販売できる。Zoho Creatorは、ドラッグ&ドロップで制作できるアプリケーション開発ツール。
開発者は、Zoho Creatorで構築したアプリケーションをZoho Marketplaceに掲載して、課金することができる。Zohoはアプリケーションの売り上げから手数料を取らない。
Zohoは、Zoho Marketplaceで一攫千金モデルを作ろうとしているわけではない。同社は、「市場ではみかけないが、特別な状況や事例に応じて必要となるアプリケーションがたくさんある。しかし、ニーズは使用事例や個々の企業/個人に特有であるため、そのようなソフトウェアを提供するとなると、ベンダーにとって十分な市場ではない」と説明している。
Zoho Marketplaceのローンチにあわせ、ZohoはZoho Creatorの最新バージョン「Zoho Creator 3.0」もリリースしている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」