Zimbraクライアント経由で米Yahooメールにアクセスすると、パスワードがテキストとしてインターネットに流出する、とカナダのプログラマーが明らかにした。
この問題は先週、ウォータールー大学で開催のYahoo University Hack Dayに参加のHolden Karau氏が偶然発見した。
Karau氏は米国時間9月26日、「Yahoo Desktopで使われるYahoo imapサーバはSSLをサポートせず、パスワードがプレーンテキストで送信されていた」とブログで明らかにした。
「これが何を意味するか?もし、YahooメールへのアクセスにZimbraを使っているなら、ほぼ間違いなくパスワードを変更する必要があり、(特に、無線を使っている場合)Zimbraの使用を直ちに止めるべきだ」(Karau氏)
Karau氏は、自分のプレゼンテーションでYahooに問題を知らせたが、誰も心配していないようだった、とZimbraのフォーラムに投稿している。
Zimbraの関係者がそのフォーラムの別の投稿で、「この問題は既にコードで対処されており、修正は次のリリースとなる」と書いている。
Yahooの広報担当者は、問題を確認すると述べた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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