Microsoftは、同社の携帯電話向けOSであるWindows Mobileの待望のアップデート版「Windows Mobile 7」のリリースを遅らせることになったと一部のパートナー企業に伝えたという。
Microsoftは、Windows Mobile 7のリリース時期を公表していないが、情報筋によると、同OSの製品版を2009年初旬までに入手できると見込んでいたパートナー企業らは、同OSの準備は2009年後半までかかる予定だと伝えられたという。
今回の延期は、Microsoftにとって大きな痛手だ。同社は、Windows Mobile 7のリリースによって、同OSを搭載したデバイスがAppleの「iPhone」により対抗可能になると期待していた。広く予想されているWindows Mobile 7の機能の1つとして、高度なジェスチャー認識が挙げられる。恐らくiPhoneと似た方式になると思われるが、ジェスチャーを読み取る手段としてカメラを使用する可能性もある。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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