Appleが北米および日本で販売している「iPhone 3G」に付属されているUSB電源アダプタの自主回収を発表した。故障の可能性があるという。
Appleは米国時間9月19日、「Apple Ultracompact USB Power Adapter Exchange Program」(Apple超コンパクトUSB電源アダプタ交換プログラム)を発表した。同プログラムは、米国、カナダ、メキシコ、日本、中南米諸国で販売されたiPhone 3Gが対象となっている。Appleは、これら地域でiPhone 3GにUSBの電源アダプタを付属させて販売している。同社は、この電源アダプタの先端の金属部分がはずれ、コンセントの内部に残る可能性があるという報告を受けていた。上記以外の国で販売されているiPhone 3G用のUSB電源アダプタと初代iPhoneの電源アダプタは、今回の自主回収対象に含まれていない。
これまでに事故やけがなどの報告はないが、Appleは新設計のアダプタを手に入れるまで、これらアダプタの使用を即座に中止するよう、ユーザーに呼びかけている。アダプタに緑色の点がついている場合、それは新設計の電源アダプタで、問題ないという。緑の点がない場合、交換する必要がある。
2008年10月10日より各地域のApple Storeで電源アダプタを交換することができ、Appleのウェブサイトからも申し込むことができる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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