Mac関連のうわさサイト3つが、Appleは9月に「iTunes」でサブスクリプションサービスを導入する準備を始めているという匿名の情報を得たとして報じている。
CNET Newsでは、Appleが9月に新しい「iPod」を発表する可能性はかなり高いと見ている。だが、Appleは最新機種の発表以外にも野心的な計画を練っているのかもしれない。MacRumors、MacDailyNews、The Unofficial Apple Weblogの3つのウェブサイトは、Appleが年間129ドルのサブスクリプションサービスをiTunesに導入するという計画を匿名の情報筋から入手したと報じている。このサブスクリプションサービスは、「MobileMe」と併せて提供されるだろうという。
3つのウェブサイトの記事は、内容が不気味なほど似ているため、情報が正確かどうかは別として、同じ情報筋から入手したものだと思われる。それによると、Appleは「iTunes Store」のサブスクリプションサービスを年間129ドルで提供する見込みだという。10月のローンチ時点での対象地域は米国のみで、ユーザーはiTunes Storeで提供されているものの半分に無制限にアクセスできる。iTunesとMobileMeを組み合わせた場合、価格は年間179ドルとなるという。すでにMobileMeに加入している場合は99.99ドルを支払えばよく、おそらくはMobileMe開始直後に障害が続いたことへの反省が含まれていると思われる。
iTunesのサブスクリプションサービスに関するうわさは、これが初めてではない。2005年にも、Appleがこうしたサービスを導入する準備をしているといううわさがあった。Appleの最高経営責任者(CEO)であるSteve Jobs氏はこれまで、楽曲レンタルというアイデアを軽くあしらっていた。実際、このようなサービスが世界的に大成功しているわけではない。しかし、Jobs氏は、動画再生できるiPodやAppleが設計した携帯電話に夢中になっているわけではない、とも述べている。
この報道によると、MobileMeのサービス拡張も発表される計画で、「iPhone」や「iPod touch」から「iDisk」にアクセスできるようになるという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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