初速好調ニコン「D700」、ハイエンドデジ一眼のフルサイズ化をけん引するか?

 ニコンが7月25日に発売した、中・上級者向けデジタル一眼レフカメラ「D700」。35mmフィルムとほぼ同じフルサイズ撮像素子を搭載する「FXフォーマット」の最新モデルだ。10万円前後の低価格モデルが人気を集めるデジタル一眼市場で、実勢価格30万円を超える高級機はどんな動きを見せるのか? 発売直後の立ち上がりを「BCNランキング」でチェックした。

 ●初心者向けモデルがひしめく中、30万円超えの「D700」が好調

 「D700」は、ニコンのデジタル一眼レフで中・上級機に位置づけられるモデル。35mmフィルムの1コマとほぼ同じ36.0×23.9mmサイズの撮像素子を搭載する「FXフォーマット」のカメラだ。現在、ほとんどのデジタル一眼レフは、APS−Cサイズ(約23.4×16.7mm)の撮像素子を採用しているが、フルサイズの撮像素子はこれよりふたまわりほど大きい。一般に、撮像素子のサイズが大きいと、よりきれいな画像を出力できるとされている。仮に同じ画素数でも広い面積に余裕をもって画素を配置できるためで、高感度で撮影してもノイズが発生しにくいというメリットもあるからだ。

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