ベンチャーリパブリックが8月7日、大証ヘラクレスに新規上場する。新興市場全般の低迷、新規上場銘柄数の大幅な減少という環境下、どういった初値形成に進むか、株式市場の注目が集まっている。
ベンチャーリパブリックは価格比較サイト「coneco.net(コネコネット)」や、旅行比較サイト「Travel.co.jp」などのインターネットサイトを運営する。これらのサイトのほか、ポイント還元サイト「小判」、商品レビューコミュニティーサイト「conecoクラブ」も運営する。
新規上場銘柄が大幅に減少している中、株式市場では久々のネット系新規上場銘柄ということでベンチャーリパブリック株の期待が高まっている。公開株式数はオーバーアロットメント分を含めて17万2500株で、公開価格は3000円。市場からの吸収金額は5億1750万円であり、新規上場案件として小粒な部類に入る。株式市場で人気のネット関連株ということもあり、上場初日は買い先行の展開となりそうだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」