Intelは、低価格ノートパソコン「Classmate PC」の次期バージョンの開発を進めており、8月頃には正式発表する可能性が高まっていると、PC Worldは伝えた。
学校に通う子供向けに開発されたClassmate PCの次世代モデルに関して、まだ写真は1枚もなく、どのような変更が加えられるのかの具体的な情報も、ほとんど入手できていない。Intelは、ただ「新しいルック&フィール」を搭載し、ハードウェアおよびソフトウェアの両面で、アップグレードがなされると述べるにとどまっている。
とはいえ、われわれはソフトウェアに加えられる変更については、ある手がかりを入手できているだろう。6月に、対抗して低価格ノートパソコンの開発を進めているOne Laptop Per Child(OLPC)から分離独立したSugar Labsは、Classmate PC向けのユーザーインターフェース「Sugar」を開発する方針を明らかにした。
Classmate PCの現在出荷されているバージョンには、Linuxが搭載されており、1.6GHzのAtomプロセッサと1Gバイトのメモリというスペックへとアップグレードされたところである。
当初は開発途上国における教育アプリケーションの提供目的で開発が進められたものの、Intelは2008年初頭から、欧米の小売店でもClassmate PCの販売を開始している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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