大学生向けソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「LinNo」を提供するリンノは7月29日、全国展開に向けて都内で発表会を開催した。
LinNoは大学生をターゲットにしたSNSだ。登録には学籍番号や大学が発行するメールアドレスによる認証が必要となる。学籍番号さえ登録できれば卒業生の利用も可能だ。大学ごとに別サービスとして運営しており、現在関東18校、関西2校の合計20校で展開、ユーザー数は約3万人となっている。
もともとLinNoはリンノ代表取締役でもある松本龍祐氏が経営するコミュニティファクトリーの自社サービスであった。その後、同社がSBIインベストメントの出資を受け、2008年3月にジョイントベンチャー「リンノ」としてスピンアウトした。
LinNoでは一般的なSNSに加えて学生向けに特化した機能を提供している。授業や時間割の共有ができるほか、LinNoボックスと呼ばれるPDFやWordファイルなどの共有サービス、メンバーのスケジュールや誕生日などの情報を共有できるサークル管理機能などを提供する。ファイル共有は授業単位でも可能となっている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス