サムスン電子は米国時間7月25日、第2四半期決算を発表した。携帯電話機の売り上げが急増したことなどを受け、利益は前年同期比51%と大幅に増加した。
サムスン電子の発表によると、同四半期の売上高はおよそ180億ドル、純利益は21億2000万ドルだった。同社は、テレビなどの家電製品、電子部品、携帯電話機を販売している。
サムスン電子は、利益が急増した要因について、携帯電話機の売り上げが前年同期比22%増の4570万台と好調だったためと説明している。サムスン電子は過去1年間、米国のライバルMotorolaから市場シェアを奪ってきた。2007年には、世界の携帯電話機メーカーランキングでMotorolaを抜き、世界的リーダーのNokiaに次ぐ第2位となった。
しかし、第2四半期の好調な売り上げにも関わらず、サムスン電子の幹部らは投資家やアナリストらに対し、世界的景気後退の影響で2008年後半の売り上げは減少する見込みだと語った。
サムスン電子は、スマートフォン「Instinct」で大成功を収めた。Instinctは、Sprint Nextelのネットワーク向けに米国内のみで販売されている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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