Sun Microsystemsがオリンピックへの参加を決めた。Sunは、NBCのオリンピック特集向けにIntel製クアッドコアプロセッサを使ったサーバ技術を提供する。
SunとNBCが米国時間7月21日に明らかにしたところによると、同技術プラットフォームの使用により、8月8日から24日までの北京オリンピック開催期間中、NBCOlympics.com上で各イベントのライブストリーミング配信が可能になるという。
Intelによると、NBCのウェブサイト運営に使用される計160台のSun FireサーバにIntel製クアッドコアXeonプロセッサが搭載されるという。Sunによると、今回オリンピック中継に使用されるサーバは「Sun Fire X4150」および「同X4450」だという。
X4150サーバに搭載されるクアッドコアXeonプロセッサは、Xeon E5440(2.83GHz、80W)やXeon X5450(3.0GHz、80W)など。一方のX4450には、Xeon L7345 (1.86GHz、50W)やXeon E7340 (2.40GHz、80W)などのXeon 7300シリーズが使用される。
オリンピック開催期間中、NBCはNBCOlympics.com上で、25種類の競技の模様をおよそ2200時間に渡って生放送する。同プラットフォームは、これらの映像を基に、ライブストリーミングに加え、すでに終了したイベントのビデオアーカイブや、ブログ、ライブチャット、アスリートのプロフィールも提供する。
Sunのグローバルセールスおよびサービス担当エグゼクティブバイスプレジデント、Peter Ryan氏は次のように述べている。「NBCOlympics.comは急拡大し、多くのスポーツファンが視聴するようになる。Sunは、そのための強力かつエネルギー効率の優れたプラットフォームの設計に懸命に取り組んできた」
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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