今週のeBayは好調である。
まず同社は、宝飾ブランドTiffanyとの商標に関する訴訟に勝訴した。そして今度は利益が前年同期比で22%増加したと発表した。しかし、どちらの話題もウォールストリートの関心をとらえることはなかったようだ。
ウェブ最大規模のオンラインオークションサイトであるeBayは米国時間7月16日の取引終了後、第2四半期決算(2008年4月-6月期)を発表した。純利益は4億6030万ドル、1株当たり35セントで、2007年同期の3億7580万ドルから増加した。同社PayPal部門の売り上げの増加などが要因であるという。
同社の16日終値は4.5%増の28.10ドルだったが、決算発表後に株価は下落した。株価は時間外取引で7%以上下落し、26.10ドルとなった。
投資家らは、eBayの第3四半期の見通しを懸念しているようだ。eBayは第3四半期の業績について、一部の項目を除き、利益は1株当たり39〜41セント、売上高は21億5000万ドルとの見通しを示した。
アナリストらは、売上高21億7000万ドル、1株当たり利益41セントと予測していた。
eBayは14日、Tiffanyとの訴訟に勝利した。Tiffanyは、自社の偽ブランド品を販売して利益を上げているとしてeBayを訴えていたが、裁判所は偽ブランド品を監視するのは商標権所有者の義務であるとの判断を下した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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