「.com」および「.net」のドメイン管理機関であるVeriSignで、社長兼最高経営責任者(CEO)が交代した。
同社は米国時間7月3日、1年あまり同社CEOを務めていたWilliam Roper氏が6月30日に辞任したと発表した。VeriSignの創業者であり会長でもあるJim Bidzos氏が暫定的に後任となった。
Bidzos氏は1995年にカリフォルニア州マウンテンビューでVeriSignを創立した。それ以来、同氏は会長や副会長を務めてきた。同氏はまた、同社の初代CEOでもある。
Roper氏は、VeriSignで、中核事業であるインターネットサービス事業への集中化に取り組んできた。
Bidzos氏は声明で、「VeriSignは、すべての非中核業務からの引き上げを進める一方で、中核事業に集中する取り組みを続けていく。この選択と集中戦略の実現に果たしたBill(Roper氏)の貢献に感謝したい。取締役会とわが社は、この戦略を継続していく」と述べている。
San Jose Mercury Newsによると、この時点でのRoper氏の辞任は「自発的」なものだったという。Bidzos氏はアナリストとの電話会見で、「われわれが後任者を探しているときに、Roper氏が社内にいるのは公平ではないと思う。だから、Roper氏は去ることを選んだのだ」
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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