Research in Motion(RIM)の売り上げと1株あたり利益は倍増したが、これでも投資家にとっては満足のいく値でなかったようだ。業績見通しが予想を下回ったことを受け、米国時間6月25日にRIM株は下落した。
RIMは、2009年第1四半期(3-5月期)に前年同期比107%増となる22億4000万ドルの売り上げを計上した。純利益は4億8250万ドル、1株あたり利益は84セントだった。前年同期の1株あたり利益は39セントだった。これらの数字はいずれもRIMが前四半期に設定した予想値の範囲内だったが、アナリストの予想をわずかに下回った。Thomson Financialが集計したアナリストの予想平均値では、売り上げが22億7000万ドル、1株あたり利益が85セントだった。
だが、投資家の本当の不満の原因は、RIMが発表した次四半期の業績見通しだ。同社は、第2四半期の売り上げは25億5000万〜26億6000万ドル、1株あたり利益は84〜89セントとする業績見通しを発表した。だが、アナリストは1株あたり利益を90セントと予想していたため、時間外取引でRIM株は9%以上下落した。決算発表前の25日の終値は、1.87ドル(約1%)上昇し142.35ドルだった。
RIMは、第1四半期のBlackBerryサービスの新規加入者は230万人、出荷台数は540万台と報告している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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