タカラトミー(富山幹太郎社長)は6月16日、2.4インチの液晶ディスプレイを搭載した世界最小クラスのパーソナルカラオケBOX「Hi-kara(ハイカラ)」を10月18日に発売すると発表した。価格は1万500円。玩具専門店や量販店などで販売し、初年度に50万個の売り上げを目指す。
専用ヘッドセットを着け、ヘッドフォンを通じて耳からダイレクトに自分の歌声と伴奏を聴くことができ、臨場感のあるサウンドを楽しむことができる。周辺には自分の歌声だけが聞こえ、伴奏の音は外に漏れないため、騒音が気になる場所や時間帯でも気軽にカラオケが楽しめる。ヘッドセットは2つまでつなげられるほか、本体をテレビやスピーカーにつなぐと伴奏曲が外部に流れるため、大勢で楽しむこともできる。
曲は、本体に別売りの専用カラオケカートリッジを差し込むことで流れる。カートリッジは、あらかじめ曲を収録した「すぐうたカートリッジ」と、自由に曲をダウンロードできる「プリペイドカートリッジ」の2種類を用意。「プリペイドカートリッジ」は空の状態で販売されており、専用ダウンローダーを使って、インターネットの専用サイトから好きな曲を無料でダウンロードすることができる。「プリペイドカートリッジ」は、1度カートリッジに記録すると消去はできない。価格は「すぐうたカートリッジ」が2100円、「プリペイドカートリッジ」の10曲タイプが2100円、20曲タイプが3675円。
本体は幅、高さ、奥行きともに7cmの立方体。重さは約150gとコンパクトなため、気軽に持ち歩くこともできる。電源はアルカリ単3乾電池4本で、約4時間半の連続使用が可能。カラーはホワイトとピンクの2色。
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