ニフティと言論NPO、ビジネスSNSで社会テーマに関するコミュニティを開始

 ニフティは6月16日、同社の運営するビジネスパーソン向けSNS「ビジネススペース」において、特定非営利活動法人 言論NPOと共同で、政治や経済などの社会テーマに関するコミュニティ「ミニ・ポピュラス」を開始した。

 ミニ・ポピュラスは、言論NPOのウェブサイトと連動したビジネススペース内の専用コミュニティ。参加者は、毎回設定したテーマに沿って、言論NPOのウェブサイト上に掲載された各分野3〜4人の有識者の意見をもとに、コミュニティ内で議論形成に参加することができる。また、言論NPOのウェブサイト上で、自分の意見がどの有識者の意見に近いかを投票することが可能。

 言論NPOの代表である工藤泰志氏がモデレーターとしてコミュニティに携わり、最終的な議論の結果は、参加した有識者と共に言論NPOが毎回結論付けるとともに、内容に応じて所轄省庁や政府関係機関、企業に対して提言するとしている。

 初回は「誰がこの政治を変えるのか」をテーマに、前メリルリンチチーフエコノミストのイェスパー・コール氏、一橋大学大学院経済学研究科教授の齊藤誠氏、元国連事務次長の明石康氏が協力者として参加する。

 クレジットカード登録を必須とすることで利用者本人の特定が可能なビジネススペース内で議論することにより、傍観者的な批判のための発言を排し、当事者としての意識を持った建設的な議論の場を作るとしている。

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