ソネットの100%子会社であるモーションポートレートは6月3日、同社の「モーションポートレート技術」を使った「MPスタッフ」のサービス開始を発表した。
モーションポートレート技術とは、1枚の写真から、自動的に3次元モデルを生成し、多彩な表情の顔アニメーションを作り出すことができる技術のこと。人間の顔写真のみならず、動物やイラストの3Dコンテンツ化も可能だ。顔アニメーションは、マウスやボタン、タッチペンや音声などPCや携帯電話からのユーザー入力に反応する。
このたび開始するMPスタッフは、このモーションポートレート技術を用いて、バーチャルスタッフ(スタッフ)がウェブ上で商品説明や申し込みページを案内するサービスとなる。1枚の写真からスタッフを生成し、文字原稿を音声変換して組み合わせてサイトに掲載する。
MPスタッフには、トップページにて商品やサービスを説明する「トップページ案内スタッフ」と、申し込みフォームにて入力項目の説明をする「お申し込みページ案内スタッフ」が用意されている。
トップページ案内スタッフ導入には、初期費用30万円と、月額費用2万9800円が必要となる。スタッフはレイアウトに合わせて設置することができ、ユーザーは、音声再生ボタンと停止ボタンでスタッフの動作を制御できる。
また、お申し込みページ案内スタッフ導入には、初期費用40万円からと、月額費用4万9800円が必要となる。既存のHTMLページをいかしたままガイドをつけることができ、確認画面や送信完了画面、登録後のエラー文も音声で説明する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」