スキャンダルファンに朗報。ConnectUとFacebookの争いはまだ終わっていない。
ConnectUの創業者らは、Facebookの創業者兼最高経営責任者(CEO)のMark Zuckerberg氏が、ConnectUのビジネスプランやコードを盗んだと主張している。そのConnectUの創業者らが、24歳にして億万長者であるZuckerberg氏に対する「明白な」証拠を握っていると主張していることが、米国時間6月4日に提出された裁判所文書から明らかになった。
Facebookは4月に、ConnectUと和解した。しかし、ConnectUの創業者であるCameron Winklevoss氏、Tyler Winklevoss氏、Divya Narendra氏の3人は、関連文書を調べた結果、一定の成果を得られたと主張している。
科学捜査の専門家であるJeff Parmet氏は、9月に裁判所命令によってFacebookのハードドライブが公開された後、ConnectUの依頼を受け、同ドライブを徹底的に調査した。
Parmet氏は、ConnectUに開発者コード以外のことについては一切語らないとの合意の下、文書を作成し、マサチューセッツ地方裁判所のDouglas P. Woodlock判事に提出した。その中には、インスタントメッセージングのログも含まれている。
しかし、Woodlock判事は懐疑的な反応を示した。ConnectUがすでに、長期に及んだ同訴訟を解決するための文書に署名していることを考えれば、同判事の反応は当然だ。ハーバード大学でZuckerberg氏と一緒だったConnectUの3人の創業者は、2004年以来、Facebookに対する法廷闘争を展開している。
また、ConnectUが2日に裁判所に提出した文書から、同社が、ワシントンDCに拠点を置くBoies, Schiller & Flexner法律事務所のD. Michael Underhill弁護士を新たに雇ったことも明らかになった。Facebookは、ConnectUの創業者らがFacebookのメンバーディレクトリを探るために、Facebookのコードに不正にアクセスしたとして、カリフォルニア州サンノゼの裁判所にConnectUに対する対抗訴訟を提起した。6月23日に同裁判所で和解案が承認される見込みだ。
この件について、Facebookの関係者にコメントを求めたが、すぐに回答は得られなかった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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