ノートPCを使用しているゲームユーザーは時として、グラフィックカードということになると、デスクトップに対して嫉妬の炎を燃やすことがある。それは特に、最近ではミドルクラスのデスクトップマシンですら水冷式のSLIデュアルカードを搭載することができるからだ。
この状況は、すこしずつ改善されてきている。最近では、ノートPCゲーマーは、NVIDIAの「GeForce 8800」テクノロジを導入可能で、デスクトップ用カードと同じ土俵に立つことができる。しかし、デスクトップPC用には、数カ月前に、最新の「GeForce 9800」カードが発表されているため、また、取り残された感がある。
NVIDIAは現地時間6月3日、台湾で開催のコンピュータ見本市COMPUTEX TAIPEI 2008で、ノートPC向けGPUの新ラインアップ「GeForce 9M Series」を披露した。新型チップは、「GeForce 9100M」から「9600M GT」に対応している(残念なことに9800は含まれていない)。これは、ディスクリートGPUと統合型GPUを一緒に利用することを可能にするHybrid SLIなど、NVIDIAの最新デスクトップ向け製品と同じ利点の多くを提供している。しかし、これらのカードは、DirectX 10.1には正式に対応していない。「DirectX 10.1は、DirectX 10を超えた付加的な機能追加の集合である。GeForce 8/9/200 Series GPUの一部ではすでに対応しているが、すべてではない」とNVIDIAは述べている。
新型GPUは、3つの主なカテゴリに分けられている。今夏からノートPCに搭載され始める予定となっている。
パフォーマンス
GeForce 9600M GT
GeForce 9600M GS
GeForce 9500M G
メインストリーム
GeForce 9400M
GeForce 9300M GS
GeForce 9200M GS
バリュー
GeForce 9100M G
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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