デノンは6月5日、ハイコンポシステムの新製品「M37シリーズ」を7月上旬より発売すると発表した。
今回発表されたM37シリーズは、CDチューナーアンプ「RCD-M37」とスピーカーシステム「SC-M37」を組み合わせたもの。RCD-M37は、高さ115mm×幅210mm×奥行き308.5mmのコンパクトボディに30W+30Wの高出力アンプを内蔵したCDチューナーアンプだ。
音質を高めるミニマムシグナルパス回路構成、デジタル部とアナログ部の分離設計、ピュアな音声信号を再生するグラウンド回路を用いた「トリプルノイズリダクションデザイン(T.N.R.D)」でノイズ要因を排除し、原音に近い音を再現している。また、本体前面にはUSBのダイレクト入力端子を装備しており、USBプレーヤーを接続しての楽曲再生が可能。別売のiPod用コントロールドックでiPodを操作できる専用コントロール端子も搭載する。
SC-M37は、同社の高級オーディオシステム「CXシリーズ」の思想と技術を採用したスピーカーシステムだ。12cmウーファーの振動板には高剛性かつ軽量な「D.D.L.(DENON Double Layer)」コーンを採用、2層の振動板とベンチレーションホールで広帯域にわたり正確なピストンモーションを実現している。さらに、自然な響きを再現する2.5cmソフトドームトゥイーターと振動板のセンタリングを一定に保つベンチレーションホール、音圧と位相レスポンスを均一にするクロスオーバーネットワーク回路も特徴だ。サイズは高さ233mm×幅145mm×奥行き234mm。
価格はRCD-M37が4万4940円で、SC-M37が1万8690円となる。
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