ブラウザ「Sleipnir」と「Grani」の検索機能に任意のスクリプトが実行される脆弱性

 有限責任中間法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は、フェンリルが提供するウェブブラウザ「Sleipnir」および「Grani」のお気に入り検索機能に脆弱性が発見されたと発表した。

 細工された文字列が検索に使用されていた場合、表示された検索結果を履歴より復元した際に、ユーザーのウェブブラウザ上で任意のスクリプトが実行される可能性がある。

 この脆弱性が存在するのは、Sleipnir 2.7.1 Release 2とそれ以前のバージョン、Portable Sleipnir 2.7.1 Release2とそれ以前、Grani 3.1とそれ以前。フェンリルでは、この脆弱性を解消した最新バージョンを提供しており、該当するバージョンを使用するユーザーは早急にアップデートするよう呼びかけている。

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