オンラインビデオサイトVeohは、新たな投資ラウンドで3000万ドルの投資を獲得したと発表した。今回後ろ盾になったのはIntelやAdobe Systemsなど。これまでの投資家には、Goldman SachsとDisneyのCEOだったMichael Eisner氏などがいた。
かつてビデオ共有サービスと言われた同社だが、自身はインターネットテレビサービスとしてきた。ビデオ共有サービスを冠するのは好ましくない、ビデオ共有サービスYouTube以外の企業はそう考えているのだ。なぜなら、それはYouTubeへの挑戦を思わせるから、そして挑戦したほぼすべての企業が敗北を喫してきたからだ。
同社にとってYouTubeは今も脅威だ。さらに、NBC UniversalとNews Corp.が設立し2008年初めにサービスを開始した新しいビデオサービスHuluも利用者を増やしており、脅威になっている。人気と資金力で見る限り、YouTubeの後塵を拝しているビデオサイトの群れから同社が抜け出せるとは思えない。
同社の評価額は1億2000万ドル程度、集まった資金は総額7000万ドルだと、Silicon Alley Insiderは伝えている。
同社の発表では、月間で平均100分以上視聴するユーザーは2800万人に達したという。結構な数字ではあるが、YouTubeの前には影が薄い。Googleが所有するYouTubeは、全世界で3億人以上の利用者を誇っている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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