次世代iPhoneは処理が高速になるというのは当たり前の事であるとして、今度は帰宅を助ける機能が搭載されるといううわさが持ち上がっている。
GigaOmの記事によると、次のiPhoneに搭載される地球測位システム(Global Positioning System:GPS)チップをAppleに供給するのはBroadcomという。そのiPhoneは数週間以内に3G携帯電話対応のネットワークチップを搭載して登場するものと期待されている。GPSはスマートフォンに標準的に搭載されるようになっており、Appleが1月に採用したWi-Fi測位システム(Wi-Fi Positioning System)や、携帯電波塔による位置確認よりも正確である。
iPhoneのソフトウェア開発キット(SDK)にジオタグのコードがあったことから、次期iPhoneにGPS機能が搭載されるといううわさは、5月の上旬より出回っている。GigaOmはPopular Mechanicsの記事を引用し、GPSの製造業者らはGPS付きiPhoneが出てくる可能性について戦々恐々としていると述べる。
もし、このうわさが本当であるとすれば、6月末に正式リリースされる予定のSDKとともに、ロケーションベースのサービスがたくさん発表されるだろう。Om Malik氏は、Google Mapsはすでに非常に人気のiPhoneアプリケーションという地位を獲得しており、GPSの追加により、そのサービスがより魅力的なものになると指摘する。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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