ドイツのチップメーカーであるInfineon Technologiesは現地時間5月26日、同社最高経営責任者(CEO)が来週辞任することを明らかにした。
2004年から同社を指揮してきたWolfgang Ziebart氏は、6月1日にInfineonを去る。Infineonは声明で、同氏の辞任理由を「会社の将来の方向性に見解の相違があったため」と述べている。
Infineonのエグゼクティブバイスプレジデントで自動車および産業、マルチマーケットビジネスグループを指揮するPeter Bauer氏が、Ziebart氏の後任となり同社取締役会代表の職を引き継ぐ予定となっている。
Bauer氏は、1990年代にSiemens MicroelectronicsのCEOを務めていた。同社チップ事業がSiemensから1999年に独立分離した際にInfineonへ入社した。
このところ赤字を抱えているInfineonはまた、利益幅の改善に取り組むプログラムを発表した。
ドイツのNeubibergに拠点を置くInfineonは、約4万3000人の従業員を抱える欧州最大手のチップメーカーである。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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