George Bush米大統領は先週、キューバに家族や親戚がいる米国民が携帯電話を発送することを許可すると発表した。キューバにおける自由の動きを促進する目的だ。
米国の対キューバ輸出禁止は1960年代から続いてきたもので、米国企業はキューバでの商行為を許可されていない。米国民もキューバ旅行を制限されている。キューバに住んでいる人への贈り物についても、いくつかの制限事項がある。
米国家安全保障会議の西半球担当シニアディレクターDan Fisk氏はAssociated Pressに対し、数週間以内に発動となる新しい政策は、米国がキューバに対する経済的な通商停止を緩和するものではない、と説明している。これは、米国民が自分の家族や親戚に生活必需品の一部として携帯電話を送ることを許可するという政策変更にすぎないという。
Bush大統領は、ホワイトハウスで先週開催したキューバ独立106周年を記念するイベントで行ったスピーチの中で、宗教関係組織や非営利団体が、コンピュータやインターネットアクセスを市民に提供する目的でキューバ政府とともに活動することを許可するとも述べた。
2月に政権に就いたRaul Castro氏は、49年にわたって統治してきた兄のFidel Castro前元首時代の禁止令を緩和する方向に動いている。中でも、Raul Castro氏はキューバ市民に携帯電話の所有、DVDプレーヤーやコンピュータの購入を禁じる規制を緩和している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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