アップルの「iTunes」、フィッシング詐欺のターゲットに

文:Robert Vamosi(CNET News.com) 翻訳校正:編集部2008年05月22日 12時32分

 これまで銀行に加え、eBayやPayPalまでもがフィッシングのターゲットにされてきた。今度は「iTunes」がそのターゲットになっている。iTunesの支払請求ページに類似した偽サイトを作成し、有効なクレジットカード情報の入力を促すというものだ。

 ProofpointのAndrew Lochart氏は米国時間5月20日、Computerworldに対し、「Appleがターゲットとなったのは初めてのことである」と述べた。「これはおそらく犯罪者が、Appleのオンラインでの存在が、ターゲットとして十分に大きいとみなしていることを示唆している」(Lochart氏)

 偽iTunesページでは、クレジットカード情報に加え、社会保障番号と母親の旧姓の入力も求められる。

 一般的に、個人の金融情報を要求するサイトへのリンクを含む電子メールを受信した場合は、リンク先を参照するかどうか非常に注意するべきである。銀行やiTunesのようなEコマースサイトなど、金融情報を含むサイトのURLは、ブックマークを付けるか、自分で入力すること。決して一方的に送られてきた電子メールのリンクを直接参照してはならない。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]