Opera Softwareは現地時間5月13日、携帯電話用のウェブブラウザ「Opera Mini 4.1」の正式版をリリースした。ベータ版リリースから約1カ月、Operaは同ウェブブラウザの安定性が製品として提供するレベルまで強化されたと述べている。
デスクトップPC用の「Opera 9.5 Beta 2」と同様、Opera Mini 4.1もアドレスバーに検索キーワードを入力するとURLの候補を示す機能を備えた。またウェブページ上のキーワードがハイライトされるので、自分が探していた情報をすぐに見つけ出せる。デスクトップPCではおなじみのページ内検索「Find」機能は、メニューボタンから「Find in Page」を選択して利用できる。
どの携帯電話のユーザーも、ウェブページを保存してオフラインで閲覧することができ、Opera Miniの最新版では圧縮速度が改善された(Operaでは、50%高速になったと主張している)。 Opera Miniを使ってファイルをアップロードしたり、ダウンロードしたりできるのは、JSR-75をサポートしたJava対応携帯電話のみとなる。よい知らせとしては、このメリットはここ数年で出荷された携帯電話のほとんどで享受できることだ。たとえば、バージョン4.2以前のBlackBerryでは、一部の機能が利用できない。ダウンロードしたファイルの閲覧には、適切なメディアプレイヤーやリーダーが必要となる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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