Sprint NextelとClearwireは米国時間5月7日、全米規模のブロードバンド無線ネットワークの構築を目的に両社のWiMAX資産を統合し、合弁会社を新たに設立することを発表した。
今回の取引は、約145億ドルと評価され、ケーブル事業者のComcastやTime Warner、さらにIntelとGoogleが出資している。
新しい合弁会社は、これらの企業から合計で32億ドルの資金を得ている。The Wall Street Journal(WSJ)によると、Comcastの出資額は10億5000万ドル。Time Warner Cableは5億ドル、Intelは10億ドル、Googleは約5億ドルをそれぞれ出資したという。ケーブル事業者であるBright House Networksも約1億ドルを出資している。
新会社はClearwireと呼ばれ、現Clearwireの最高経営責任者(CEO)Ben Wolff氏が運営し、携帯電話事業のパイオニアでClearwire創設者であるCraig McCaw氏は会長として新会社にとどまる。
新会社は、既存の音声通話サービスに加え、新たに無線ブロードバンドサービスを提供する。今回の合弁事業に関係するケーブル事業者は、このネットワークを利用し、無線サービスを販売できるようになる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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