Microsoftは、アジアの4地域において「Xbox 360」の価格を5〜20%近く下げることで、ソニーや任天堂との間で白熱しているアジア市場での競争に拍車をかけるつもりだ。
20Gバイトモデルの価格は、台湾で17%、香港で10.7%、韓国で5%値下げされた。同モデルの値下がりが最も大きかった地域はシンガポールで、19.5%だった。同社はそのほか2モデルの価格も改定した。120Gバイトの「Elite」モデルは12.5%、ハードドライブ未搭載の「Arcade」モデルは13%値下がりした。
一方で、ソニーは同時期にシンガポールで40GバイトモデルのPLAYSTATION 3(PS3)を394ドルに値上げした。任天堂は先週、WiiもDSをどの地域でも値下げする計画はないと述べている。
Microsoftは声明で、「この値下げは、Xboxの高品位なゲームとエンターテインメント体験をより一層広いユーザーベースに提供するためMicrosoftが進めている戦略の一環である」と述べている。この動きは、一部の欧州市場で3月に実施された最大28%の値下げに続くものである。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス