表示中に電力が不要で、薄く丸めることもできて紙のように視認性が高い夢の表示装置、電子ペーパー。4月中旬に東京ビックサイトで開催されたディスプレイの国際展「Display 2008」でも、特別展示コーナーを設けるなど賑わいをみせた。本格的な実用化を目前にした電子ペーパーの今をまとめた。
●紙に代わる新たな表示媒体
電子ペーパーとは、紙の長所も持ち合わせる携帯型ディスプレイのこと。書き換え時に微力の電力を使うだけで表示中の電力不要。半永久的に表示を維持できる。その上コントラストが高く、文字の読みやすさも紙と同程度。丸めることもできる。このような特性をもつ電子ペーパーは、まるで紙のように使える全く新しい表示装置として注目を集めている。
【写真と記事詳細はこちら】CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス