中国がインターネットユーザー数で世界1位となった。Reutersが報じている。
Reutersによると、中国は2月にインターネットユーザー数が2億2100万人に達し、米国を追い抜き世界1位になったという。Reutersは、中国政府系調査機関China Internet Network Information Center(CNNIC)が発表した数字を報じている新華社通信の記事を引用している。
しかし、市場調査会社comScoreは米国時間4月24日、CNET News.comに対し、同社の3月の数字によれば、米国は中国に僅差で上回っていると述べた。comScoreによると、米国のインターネットユーザー数は3月に1億8800万人に達し、一方で中国は1億7300万人になったという。
調査結果の数字が異なるのは、2つの調査機関が数字を追跡する時間の長さによるものかもしれない、とcomScoreの関係者は述べる。この関係者は、comScoreは月ベースで集めたデータを使用しているのに対し、CNNICは6カ月間にわたってデータを集めていると述べた。
中国のインターネットユーザー数はいずれの調査でも高い数字であるが、同国人口と関連した浸透率ではまだ、世界平均を下回っている。Reutersは、中国のインターネットユーザーの割合は人口の16%であると述べる。世界規模では19.1%であるという。
CNNICによると、中国の地方部におけるインターネットユーザーの大部分は、ネットへのアクセスをインターネットカフェに頼っているという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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