[レビュー]隣の人より8分の1の静けさ--ビクターのノイズキャンセリングヘッドホン「HP-NC250」 - (page 3)

ビクター
内容:“定番”の域に達したノイズキャンセリングヘッドホンだが、選びどころは人それぞれ。1つの基準となるのがヘッドホンの形状だ。「ヘッドホンはしっかり耳を覆えるオーバーヘッドタイプ」という人に向け発売されたビクターのノイズキャンセリングヘッドホン「HP-NC250」は、大きくなりがちな形状をコンパクトに仕上げた独自技術が光る製品だ。

豊富な同梱品とモバイル性は魅力

 サイズが小さいことで評価が悪い面を見せてしまったが、オーバーヘッドタイプで、このサイズはモバイル性に富んでいる。ハウジング部にノイズキャンセリングユニットが内蔵されており、ハウジングに電池がセットできるのも良い。

 ドライバーユニットのコードは着脱が可能で、付属の0.8mと1.5mのコードを付け替えることで、用途に合わせた長さで使える。また、プラグはコードに付いているミニプラグのほかに、ステレオプラグアダプタと航空機用のプラグアダプタが同梱。さらに、コードやプラグを入れられるポケットの付いたキャリングケースも付いている。

 同梱品に関しては至れり尽くせりな印象。ぜいたくを言えばケータイ用のアダプターも入っていれば完璧だったが。

 ノイズキャンセリングの性能は感じさせながらも、筆者的には装着感の面で若干違和感を感じた。ただし、今回採用されたデュアルハウジング構造やフィードバック方式といった新たな試みが満載されており、今後の新製品開発に期待したい。

  • 左側のハウジング部にプラグアダプターを装備。コードを取り外しできるので、絡まずに収納できる

  • コードは0.8mと1.5mの2本を用意。使い分けができて便利だ

  • コンポで使えるステレオプラグと飛行機で使える航空機用プラグが同梱

  • キャリングケースも同梱。ポータブルCDプレーヤーよりひと回り大きいくらいの大きさだ

  • キャリングケース内部には、コードやプラグを入れるポケット付き。付属品がなくなる可能性が低くなる

  • 付属の小物をポケットに入れた状態。ファスナー付きな点もポイントが高い

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