Lenovoは、自社がデザインした北京オリンピックの聖火トーチを採用させようと、あらゆる働きかけをした。だがその結果、国際社会の反応は?嘲笑と怒りだ。
もちろん、これにLenovoや聖火トーチのデザインとはまったく関係ない。すべては、中国の人権問題やチベットのデモ参加者に対する弾圧、ダルフール問題におけるスーダン政府への姿勢のせいだ。
「Wall Street Journal」紙は、Lenovoが本拠地中国で開催されるオリンピックの公式スポンサーとして、マーケティングキャンペーンに1億ドル以上投入したが、実際にはブランドイメージという点で大失敗に終わりかねないと見ている。
Lenovoの幹部は、何らかの抗議運動が起きることは予想していたようだが、伝統的な聖火リレーの最中に、特にロンドンやパリ、サンフランシスコで、聖火トーチに敵意が向けられたのは「予想外」だったらしい。だが、オリンピック開催まではまだ何カ月かあり、オリンピックや中国との関連が、Hewlett-PackardやDellに並ぶ世界的なPCブランドを目指す目標の妨げになることはないとする、Lenovoの姿勢は揺らいでいない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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