テレビともレコーダーとも相性抜群のサラウンドシステム--ヤマハ「YSP-600」

加納恵(編集部)2008年04月09日 18時03分

 ヤマハは4月9日、ワンボディで5.1chサラウンド再生が行える独自のサラウンドシステム、デジタル・サウンド・プロジェクター「YSP-600」を発表した。発売は5月下旬より。価格はオープンだが、店頭想定売価は7万5000円前後となる見込みだ。

 YSP-600はワンボディ内に16個の小型スピーカーを内蔵し、それを用いることによって、5.1chサラウンド再生が行える省スペース型のサラウンドシステムだ。隣接するスピーカーから出る音を制御して音に指向性を持たせる「ビーム化」技術を持ち、壁の反射やビームの角度調整を行うことで、コンテンツや視聴人数などに応じたビームモードを再生できる。

 また、テレビやデジタルレコーダーなどとHDMI接続することで、各社の機器と連動操作が行えるリンク機能を装備。電源オン、オフのほか、音量調整や消音、さらには音声出力切り替えなどもテレビ側のリモコン1つで行える。

 音声フォーマットは、AACをはじめ、ドルビーデジタル、DTS、2chステレオソースを5.1ch化できるドルビープロロジックII、DTS Neo:6などに対応。サブウーファー出力端子を装備しているため、外部のサブウーファーを接続して、重低音を増強することも可能だ。

 本体サイズはW610×H120×D220mm、重量8.5kgと横幅を抑えたコンパクトボディを実現している。

YSP-600 デジタル・サウンド・プロジェクター「YSP-600」

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