ヤマハはワンボディでリアル5.1chのサラウンド再生が行える、独自のデジタル・サウンド・プロジェクター「YSP-3000」を2月上旬より発売する。価格はオープン、予想実勢価格は12万円前後となる見込み。
YSP-3000は、21個のデジタルアンプと小型ビームスピーカー、2個のウーファーをワンボディに収めたサラウンドシステム。複数台スピーカーを所有する必要がなく、リアスピーカーなどへの配線もないことがメリットだ。
本体にはHDMI入力を2系統、出力を1系統備え、パナソニックの「ビエラリンク」、東芝の「レグザリンク」、日立の「Woooリンク」といった、各社テレビやレコーダーとの連携操作に対応し、テレビ側のリモコンのみで本体操作が行える。
部屋の視聴環境に合わせ本体が最適なサラウンド再生を行う「インテリビーム」、リモコン操作者に音のビームが向けられる「マイビーム」などのモードに加え、サラウンドが得にくい視聴環境でも広がり感のある音場を再生する「マイサラウンド」も搭載した。
音声フォーマットはAACをはじめ、ドルイーデジタル、DTSなど全6種類に対応。本体前面には音声入力端子も備え、ポータブルデジタルプレーヤーなどとも接続が可能だ。
また、本体の登場に合わせ、YSP-3000と専用テレビラックが一体化された「YSP-LC3000」と「YSP-LCW3000」も発売される。ともに価格はオープン。予想実勢価格は15万円前後となる見込み。
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