ビデオのナノブロギングとチャットサービスの一般公開を目指しているSeesmicは、AIRベースのTwitterクライアントである「Twhirl」を買収した。ReadWriteWebによると、Twhirlは最も人気の高いサードパーティー製クライアントであり、Twitter上で送信されているメッセージの約7%を占めている。
TwhirlはドイツのMarco Kaiser氏によって開発された。これはKaiser氏が作成した初めてのAIRアプリケーションであり、同氏はこれをサイドプロジェクトとして開発した。Kaiser氏はSeesmicの新しい従業員として引き続きドイツにとどまる予定だ。
筆者の考えでは、TwhirlはTwitterを利用するための最善の方法である。しかし、その地位も決して安泰とはいえない。Twitterのヘビーユーザーは移り気であり、より優れた新しいアプリケーションが登場すると頻繁に乗り換えてしまう。筆者は観察だけではなく体験に基づいてこれを言っている。
しかし、Twhirlはライバルたちの数歩先を行っている。すでにTwitterと同様のサービスであるPownceやJaikuにもクロスポストできるし、Kaiser氏はSeesmicの創設者であるLoic Le Meur氏が買収の提案をしようとKaiser氏にアプローチしたときに、すでにSeesmicとの統合作業に取り組んでいた(買収についてはLe Meur氏のブログを参照して欲しい)。
Kaiser氏のアプリケーションは現在ではSeesmicの公式デスクトップクライアントに進化しており、最初のSeesmic対応版は2、3週間後に登場する予定だとLe Meur氏が筆者に語った。Seesmicはまだプライベートベータ版だが、Seesmic対応版のTwhirlが登場するまでには一般のアクセスに対して開放される予定だ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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