ジャストシステム、口説タイプ最多は先生型、日本語テストの結果公開

 ジャストシステムは4月3日、「口説き力」をテーマに日本語力を判定する「ATOK presents 第三回全国一斉!日本語テスト」の結果を発表した。集計期間は1月16日から3月14日まで、総受験者数は11万8598人。ビジネスシーンで相手を説得する力を「口説き力」と定義。日本語学力テスト10問と性格診断テストから「口説きタイプ(=口説き力)」を判定した。

 60以上ある口説きタイプのなかで、全体の15.8%を占めて1番多かったのは、「訥々(とつとつ)と生徒を論すスーパー・ティーチャ型」。「穏やかな口調ながら正論で勝負するが、ちょっぴり押しが弱い」特徴があるという。2番目は、「つねに正論負の大魔神型」で11%、以下「石橋を叩いて渡る人工知能ロボ型」(7.7%)、「社長も一目、クールな名参謀型」(6.0%)の順で多かった。

 日本語学力テストの平均点は58.8点。最も正解率の低かった問題は、「ろんこうこうしょう(論功行賞)」の正しい書き方を問う問題で、正解率は24.8%。次に低かった問題は、「かさに着る」の「かさ(笠)」の字を選択する問題で、正解率は30.1%だった。

 また同時に募集した「口説きゼリフ」のなかから、「『できる、できない』じゃなくて、まずはやってみたら」や「猫の手より君の手の助けがほしい」など、厳選した約50フレーズを「ATOK省入力データ」として収録。同日からサイト上でダウンロード提供を開始する。4文字程度まで入力すると推測変換候補として表示され、ショートカットで使用できる。

 そのほか、「口説き力があると思う有名人は」というアンケートでは、タレントの島田紳助さんが4069票で1位を獲得。「臨機応変で柔軟性に富んでいそうだから」(49.9%)という理由が最も多かった。そのほか、タレントの明石家さんまさんやタモリさん、俳優の石田純一さんがランクインした。

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