京セラ製のau携帯電話「W42K」に搭載している電池パックの一部に、発煙や破裂の可能性があることを、KDDIと沖縄セルラー電話が3月28日に明らかにした。電池パックの外部にキズやヘコミがつく程度の力が加わっただけで、その後の使用中に電池パック内部でショートが発生し、発熱・膨張するという。
対象機種であるW42Kは3月26日現在、21万4349台が稼働している。すでに電池パックが発熱・膨張し、発煙したり破裂したりする事故について13件の申告があったという。
KDDIと沖縄セルラー電話は、すべてのW42K利用者に対し、3月29日より、順次、交換用の電池パックを送付する。
破裂の危険がある電池パックの製造番号は下記の通り。
KY−YEA、KY−YFA、KY−YGA、KY−YHA、KY−YIA、KY−YJA、KY−YKA、KY−XDA、KY−XEA、KY−XFA、KY−XGA、KY−XIA、KY−XLA、KY−WAA
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」