NTTドコモとミツミ電機は3月24日、携帯電話の電池用保護回路モジュールに関する共同開発について契約を締結したと発表した。
今回の共同開発は、リチウムイオン電池の保護回路モジュールにインテリジェント機能を搭載するというもの。具体的には、電池パックの温度異常や電池内部のショートなど、故障と考えられる状態を診断して情報を保持したり、電池の残量を詳細に計測したりできる機能を持たせる。
この機能を実用化した場合、電池パックの取替時期をサインで表示したり、電池残量が指定した基準を下回った場合にアラームを鳴らすことができるという。また、電池パックに異常が発生した際、電池パックの使用履歴(異常温度、異常電圧、異常電流など)が詳細に確認でき、原因の早期把握が可能になるとのことだ。
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