バンダイ、コレクターズトイを集め秋葉原で展示会、等身大「黄金聖衣」も

 バンダイ(上野和典社長)は3月20日、同社の大人向けコレクターズトイを一堂に集めた展示会「TAMASHII NATION(タマシイネイション) 2008」を東京・秋葉原UDX AKIBA_SQUAREで開幕した。23日まで開催する。入場料は一般が600円で、小学生未満は無料。「聖闘士星矢(セイントセイヤ)」の等身大「黄金聖衣(ゴールドクロス)」などが展示され人気を集めていた。

 会場では、フィギュアなどのアイテムをブランドごとに展示。「S.I.C.Imagenation works」のブースでは、暗がりの中ショーケースに入った仮面ライダーなどのフィギュアを展示している。また、ライダーマシンや、仮面ライダー1号のスケッチなどの展示も行う。そのほか、特に注目を集めていたのは「聖闘士聖衣神話」ブースで、主人公の星矢が身に着ける「射手座(サジタリアス)」の等身大「黄金聖衣」を展示。実勢に装着して動くこともできる逸品だ。残念ながら商品化の予定はないという。

 「TAMASHII NATION」は、同社が08年4月に11番目の事業部、「コレクターズ事業部」を新設するの記念して開催するもの。これまでボーイズトイ事業部で扱っていた大人向け製品を切り離し、海外展開なども視野に展開する。取り扱うのは、「超合金魂」シリーズをはじめ、仮面ライダーを中心とした「S.I.C.Imagenation works」、「機動戦士ガンダム」のフィギュアシリーズ「MOBILE SUIT IN ACTION!!」、TVアニメ「聖闘士星矢」のフィギュアシリーズ「聖闘士聖衣神話(セイントクロスマイス)」など。

 19日に開いたマスコミ向け内覧会では上野和典社長が挨拶に立ち、「今から10年前に『少年の心を持った大人たちへ』をコンセプトに、大人向けトイとして『超合金魂シリーズ』を立ち上げた。その後も『S.I.C』や『MOBILE SUIT IN ACTION!!』など、大人向け商材を開発。この大人向け商材の拡充、開発がバンダイの発展にも繋がると思って新事業部を立ち上げた」と、これまでの経緯を説明した。

 また、人気漫画「マジンガーZ」の作者、永井豪氏が会場に駆けつけ、「車の渋滞に巻き込まれた時に、車に手足が生えて前の車をまたいだり、ロボットに人を乗せて車みたいに運転できたら面白いな、と思いつき、そうして生まれたのが『マジンガーZ』だった」と誕生秘話を披露。「大人がおもちゃで遊んではいけないことはない。ぜひ、おもちゃやキャラクター遊びを楽しんで欲しい」とアピールした。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]